玉木雄一郎氏 vs. 安倍首相(閉会中審査)
玉木雄一郎氏 vs. 安倍首相(閉会中審査)
玉木雄一郎氏 vs. 安倍首相(閉会中審査)
玉木雄一郎氏 vs. 安倍首相(閉会中審査)
玉木雄一郎氏 vs. 安倍首相(閉会中審査)
玉木氏
午前中の総理の答弁の中で、加計学園の加計理事長と今年の1月20日になるまで申請していたことを知らなかったという話がありました。加計学園が獣医学部を作りたいという意志はずっと持っていたと思いますが、本当にそういう意図を持っていたことを知らなかったんですか?
安倍首相
それは、その通りでございます。
玉木氏
構造改革特区として獣医学部の新設を加計学園が15回求めてきたが、民主党政権も含めて全部はねられた。第二次安倍政権ができてから5回、構造改革特区で獣医学部の新設を求めているんですよ。それなのに1月20日まで全く知らなかったんですか?
安倍首相
構造改革特区につきましては5回とも認めてないわけでありまして、数十の構造改革特区が申請されていてその一つでありまして、この点については説明を受けていないというわけです。
玉木氏
うん?説明を受けていない?腹心の友と言われるお友達ですよ。十何回ゴルフ食事をして、全くその話が出ないのはテレビをご覧の皆さんも「本当かね?」と思っていると思いますよ。
昨年の9月9日に国家戦略特区諮問会議が開かれています。議長は総理で出席しています。(中略)「獣医学部の新設」が議論されています。1月20日になるまで加計さんにそういう意図がなかったというのは信じられませんよ。
もし、加計理事長が「獣医学部を特区で作りたい」という意図があって、それを総理が知っていたということが何らかの形で分かったら、責任取って辞任しますか?
安倍首相
私と加計氏が友人であったから「何らかの指示、働き掛けを行ったのだろう」という議論ですね。
しかし、第一次(安倍)政権が出来たときにも、加戸守行・愛媛県知事がお話されたように今治市は働き掛けをしていましたが、全く対応していないわけです。そのときも、私は加計氏と友人でした。第二次政権が出来て、5回申請してますが、5回却下しているのが事実です。
知っていようが知っていまいが、便宜を図ることはないわけですし、この件については加計さんからは『新しいニーズに応えて新しい学部・学科の新設にチャレンジしていきたい』という趣旨の話は聞いたことはあります。
しかし、また同時に彼は友人関係である間に、さまざまな学部を新設してきましたが「具体的にこういうものを作りたい」という話をしたことや、依頼をしたことはないわけであります。私は正直に申し上げており、その上で、総理大臣としての職責を今後も果たしていきたいと考えています。
玉木氏
今の答弁が、偽りでしたら責任を取りますか?
安倍首相
いつも私は、常に総理大臣として責任を持って答弁しています。
玉木氏
責任を持って答弁されているのはその通りだと思います。いや、今の答弁が虚偽答弁だと後にわかったら責任を取りますか?
安倍首相
これは森友学園について、私がそうした趣旨の(事実でなければ辞任するという)答弁をしたところ、それによって政策の問題が議論される場が変化したという批判が随分あった。
いずれにせよ、私はこの場では事実に基づいて正直に話している次第であります。
<一時中断>
安倍首相
私は常に国会において、総理大臣として責任を持って発言をしているわけであります。一方で「軽々に自分の職を賭けるような発言をするべきでない」というご批判もありました。職を辞すかどうかについて言及すべきではないというご批判も頂きました。その上で、誠意を持って回答している次第です。
玉木氏
明言されない。明言できないんですか?丁寧に答えるということで期待していたのに、誠実なご答弁をいただけなくて残念であります。